ビジネスの世界でも、なにが必要でなにが不要なのかという棚卸をしている企業が多くあります。これを機会に自 分のビジネスを深く考えなおす経営者が多くなっています。私もポスティング業に携わって、すでに30年を超え るまでになりました。この機会にポスティング業の本質を考えてみようと、 思いました。 このビジネスに絶対に必要なものは、まずはチラシを配って欲しいというお 客様です。お客様がいなくなれば、商売は終わりです。当業界も4月~6月 は急激に売り上げは落ちましたが、7月、8月、9月と徐々に回復傾向にあ ります。つまり、お客様はウィズコロナの時代でも確実に存在したというこ とです。次に大事なことは、チラシを配布する人=配布員さんがいるという ことです。コロナの感染風評などがたち、一時はどうなることかと心配しま したが、配布員希望者は、相変わらずいらっしゃいます。最近は、ステイホ ームの反動で運動したいとか、健康を維持したいとか、外気に触れる仕事が したいという希望者は、ますます多くなっています。おかげで当社も配布員 さんが徐々にですが増えています。また、ポスティングは三密にならない仕 事環境なので、ウィズコロナの時代に合う仕事ということも言えます。