※まかせて○○は、(有)ペーパーシャワーズの登録商標です。(特許庁 登録第4623103号)

■ 「社長、すごい配布員さんがいます、ぜひ会ってみてください。」■

今から8年ほど前の話です。当社のまかせて●●の事務所の手配師(事務員)から、私に電話がかかってきました。「社長、こちらにすご~い配布員さんが、いますよ。ぜひ、会ってみませんか。」と。なんでも元大学の音楽の先生だったそうですが、定年退職後、健康管理も兼ねて当社の配布員としてポスティングを始めたそうです。仮にYさん(男性)としましょう。手配師さんいわく、「Yさんは、いつも1回のポスティングに出ると、20~30句の川柳を読んでそれを手帳に記録している」ということでした。


■川柳おじさん現る■

Yさんは、気さくなおじさんで、話題豊富にいろんな話をしました。見せてもらった大学手帳には、びっしりと川柳が書かれていました。たぶん、総数数百、数千ありました。その時々の思いや季節や出来事をひとつひとつ、丁寧に五七五の川柳に表現していました。Yさんも、川柳を考えることが、頭の体操になるし、日々の生きがいになるとまで話してくれました。私の頭の中で、ぴかっと光るものがありました。「ポスティング」と「川柳」がつながるんだと思いました。早速、グーグルで「ポスティング川柳」と打ち込み、検索してみたところ、ヒットはゼロでした。つまりこの世の中で、「ポスティング川柳」という言葉はまだ存在していなかったのでした。


■ポスティング川柳コンテストを当社で初めて行う■

社員の会議の際に、用紙を渡してその場でポスティング川柳を書かせたところ、面白い川柳がたくさん集まりました。そこで、早速「ポスティング川柳」という言葉の商標権を取得し、まかせてグループ主催で2015年からは、「ポスティング川柳コンテスト」を開催しました。最初は、100句ほどの応募数でしたが、年を重ねるごとに、応募数も増えていきました。また、そのころには、この業界でもポスティング川柳コンテストを社内で開催する会社が、あらわれてきました。そのような会社にも、一緒に業界全体でひとつのコンテストにしないかと声を掛け続けました。また、川柳ポスターをつくったり、優秀作品を湯呑に彫り、いろんな方にプレゼントしたりしてきました。
川柳おじさんこと、Yさんには優秀作品の講評を書いてもらったりしました。


■ついに、日ポス組合の事業へ昇格■

5年ほどコンテストを開催した後、昨年、ついに日本ポスティング協同組合の事業に昇格しました。地方の一企業の事業から、業界全体のコンテストにひろがりました。商標権もいまでは、組合の権利になっています。
当社最後の第5回コンテストでは、約800句の応募作品でした。それが、昨年の第6回(組合主催)になった途端、6274句の応募作品がありました。賞金・賞品も豪華になりましたが、なんといっても川柳ブームの追い風にのり、主催団体が全国的な団体になったことが、大きな要因と思われます。


■6274句を上回る応募お待ちしております■

今号のまかせて通信と一緒に、右のようなチラシを1枚つけています。裏面が川柳作品の応募用紙にもなっています。こちらに川柳を書いて、まかせての事務所へご提出をお願いします。(事務所への提出締め切りは、10月28日です)おひとり、何句の応募でも可能です。全国で1位になれば、賞金5万円がもらえます。日本ポスティング協同組合のホームページからも応募可能ですが、よろしければ、こちらの応募用紙をご利用ください。



■川柳委員長としての経験から世界が広がった■

さて、私は、引き続き日本ポスティング協同組合の川柳委員会の委員長という役目を仰せつかり、川柳コンテストを企画立案することになりました。この役割の役得としては、最優秀賞受賞者への表彰式へ参加できるということがあります。ことし、コロナ感染者数が落ち着いている時期に、一気に1位、2位、3位の方に直接お会いして、賞金、賞品などを授与してきました。その際に、感じたことは、世の中は川柳ブームだということがよくわかりました。テレビやラジオなどでは、「夏井いつき」や「やすみりえ」といった女性川柳作家が、川柳の指南役として登場し、好評を博しています。川柳コンテストを渡り歩いて、自分の力だめしをしている方々もたくさんいます。



■ポスティング業界が市民に認知されるきっかけになる!■

有名なサラリーマン川柳コンテストは、すでに30年目を迎え、毎年10万句ほどの応募があります。また、ネットで検索すると川柳コンテストが山ほどヒットし、川柳コンテストのおまとめサイトなども多数存在します。日本人のこの川柳ブームは何だろう?と思っています。五七五の短いことばで相手に、自分が感じた世界観を伝えるというのは、本当に日本的な文化だと思えるようになりました。ポスティング川柳コンテストでは、毎年上位30句をポスターにしています。各まかせての事務所でも貼ってありますので、ぜひご覧ください。このポスターをみて、お客様が安心してポスティング会社へ仕事を発注してくれるという事例もありました。また、配布員の登録説明会に来られた方が、待っている時間にこのポスターを見て、安心して配布員登録してくれたという事例もありました。
川柳をきっかけにして、ポスティング業界が一般市民に信用され、認知されることは大歓迎ですね。



■ Y さん、ありがとう!■

さて、ポスティング川柳という言葉を私の頭の中にひらめかせてくれた
Yさんは、今は当社の配布員を辞めて奥様の介護生活に入っていると
いうことを風の便りにお聞きしました。気さくなYさんのことですから、きっと自分の人生をその時々で楽しんでいらっしゃることでしょう。いい人生を歩まれているなぁ、とうらやましく思い、どんな仕事にも誇りをもって楽しく働かれていたYさんのようになりたいなぁとも思いました。



2021年59月20日現在 (有)ペーパー・シャワーズ 代表取締役 村松昭文